明治 |
43年5月 |
仲山與七氏は、函館區寶町の旧・一貫学校建物(58坪)を購入整備し、新たに函館無料宿泊所並びに労働紹介所を設立、貧窮者の救済活動を行う。 |
大正 |
3. 3 |
仲山與七氏は、私費700餘圓を投じて函館區新川町273番地に54坪餘の仮舎屋を再築して困窮者の救済活動を継続する。 |
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4. 3 |
建物が完成し、建物4棟・98坪2合5勺となる。 |
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6. 9 |
財団法人設立認可され、財団法人函館無料宿泊所と改称。同時に初代理事長として
創設者,仲山與七氏就任。 |
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10.11 |
職業紹介法発布の趣旨を体し、函館區新川町273番地に財団法人函館無料宿泊所職業
紹介所を設立し、職業紹介所を附設した。 |
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13. 8 |
仲山與七氏死去し、第2代目理事長として瀧川周作氏就任。 |
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14. 7 |
函館市新川町310番地に、142坪の舎屋を新築する。 |
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15.11 |
瀧川氏、病気のため辞任し、第3代目理事長として勝田弥吉氏就任。 |
昭和 |
2. |
財団法人名を函館職業紹介宿泊所と変更した。 |
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4. 1 |
勝田氏辞任し、第4代目理事長として梅津半六氏就任。 |
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5. |
財団法人名を函館北聖院と変更した。 |
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5.12 |
不幸にして舎屋全焼し、一切を烏有に帰す。 |
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6. 5 |
梅津氏辞任し、第5代目理事長として林 儀作氏就任。財団法人函館共働宿泊所、並びに函館東部職業紹介所と改称する。 |
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6. 8 |
総建坪290坪、収容定員200名の舎屋が完成し再興する。 |
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7. 4 |
昭和2年に始まった全国的な金融恐慌は、栄養不良の児童を多数生み出していた。函館市では欠食児童への対策として学校給食をパンから栄養価を考慮した弁当に改めたが、この弁当(一食分・金5銭/配給実人員470人)については、財団法人函館共働宿泊所が函館市より業務を請け負い、実施の直後から相当の効果を収めていた。 (函館市史「欠食児童」より引用) |
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9. 3 |
函館市空前の大火災に再び罹災し、一切を灰じんに帰し、収容施設を失ったが、再興の第一歩として、函館東部職業紹介所を新川町昭和橋際に開設した。 |
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10. 1 |
林氏、病気のため辞任し、第6代目理事長として越前金一郎氏就任。 |
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10. 9 |
越前理事長の私財により、函館市堀川町48番地に工費6千円を以って舎屋を新築完成再興する。 |
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13. 3 |
職業紹介事業は、法律の改定により国営とされたため函館東部職業紹介所を閉鎖した。 |
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22. 9 |
生活保護法による更生施設として認可(定員50名)。 |
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27. 5 |
社会福祉事業法により,財団法人から社会福祉法人函館共働宿泊所と組織変更認可される。 |
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27. 9 |
更生施設の入所者を分類し、保護の万全を期するために、施設の一部(189坪75)を使用変更し、函館市堀川町25番15号に救護施設を設置する。更生施設(定員100名)になる。 |
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27.11 |
救護施設函館共働宿泊所救護部(定員70名)事業開始する。 |
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28. 3 |
27年9月にさかのぼり、救護施設の設置認可される。 |
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30. 3 |
救護施設40坪を増築(定員90名)。 |
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35. 9 |
保護施設基準改正により、更生施設(定員70名)となる。 |
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40. 4 |
社会福祉法人函館共働宿泊所定款変更認可される。 |
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41. 5 |
民間老朽社会福祉施設整備計画に基き、救護施設の整備計画を立案する。 |
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42.12 |
更生施設函館共働宿泊所更生部は、老朽並びに時代の推移により施設廃止を決定。 |
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43. 4 |
更生施設函館共働宿泊所更生部を閉鎖した。 |
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43. 4 |
旧更生施設(函館市堀川町24番2号)の一部を法人事務所として、併せて救護施設の連絡所とした。 |
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43. 5 |
越前金一郎氏死去し、第7代目理事長として越前達郎氏就任。 |
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43.10 |
更生施設函館共働宿泊所更生部の廃止認可される。 |
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43.11 |
第2次社会福祉施設整備計画に基く、老朽整備施設として、国・道費補助、道共同募金配分、社会福祉事業振興会、道新基金、決定。 |
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44. 1 |
函館市東畑町158番地の法人敷地、7,608.37平方メートルに補強ブロック平家造り1,523平方メートル(暖房設備)を完成。 |
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44. 4 |
救護施設函館共働宿泊所救護部、(定員100名)移転事業開始する。 |
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45. 3 |
函館市東畑町157番地の法人敷地に、職員宿舎、木造モルタル仕上げ、平家建3棟5戸133.31平方メートル完成(道共同募金受配)。
宿舎物置、木造平家3棟5戸21.51平方メートル完成。
施設附属建物(倉庫、車庫)木造平家建モルタル仕上げ39.74平方メートル完成。 |
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50. 8 |
日蓮宗 本行寺(函館市美原2丁目33番10号)のご好意により、同寺院内に納骨堂「皈真苑」を建立。 |
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51.12 |
函館市社会福祉施設整備基金の助成により、受水槽(10.0平方メートル)を完成。 |
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56.12 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、暖房ボイラ(貫流式)及び附属設備を完成。 |
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58. 3 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、寮母室(増築32.40平方メートル、改修23.58平方メートル)補強ブロック平家造りが完成し、施設建物の規模(面積)1.555.40平方メートルとなる。 |
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58.12 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、非常用設備(非常用照明灯22台、電動式防煙シャッター1基)工事を完成。 |
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60. 2 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、便所改造(身障者用便器設備及び水洗化)工事を完成。 |
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60.12 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、男子棟便所増改築(コンクリートブロック平家造り 述べ22.00平方メートル 改12.96平方メートル 増9.04平方メートル)工事を完成し、施設建物の規模(面積)1,564.44平方メートルとなる。 |
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63. 1 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、女子棟便所増改築(コンクリートブロック平家造り 述べ22.00平方メートル 改12.96平方メートル
増9.04平方メートル)工事を完成し、施設建物の規模(面積)1,573.48平方メートルとなる。 |
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63.12 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、食堂増築(サン・ルーム延21.09平方メートル.鋼製アルミサッシ.複層ガラス造り)工事を完成し、施設建物の規模(面積)1,594.57平方メートルとなる。 |
平成 |
2.12 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、通院用自動車(トヨタ・ハイエースワゴン9人乗りディーゼル5段カスタム)壱輛を購入整備した。 |
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3.11 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、暖房用ボイラ壱基(貫流式HDボイラAT−700型)及び附属設備を完成。 |
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6. 3 |
中央競馬社会福祉財団の助成により、汚水処理施設壱基(接触ばっ気方式FRP製形式ホーマ浄化槽2TC-124D)及び附帯設備を完成。 |
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7. 3 |
中央競馬馬主社会福祉財団の助成により、便所水洗化工事(自動洗浄、脱臭仕様大便器12基、自動洗浄小便器5基、他1基)及び附帯設備を完成。 |
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9.12 |
中央競馬馬主社会福祉財団の助成により、通院用自動車(トヨタ・ハイエースワゴンウェルキャブ7人乗りディーゼルサイドリフトアップシート車)壱輛を購入整備した。 |
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9.12 |
越前達郎氏死去し、第8代目理事長として越前政子氏就任。 |
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11.12 |
函館市社会福祉施設設備基金の助成により、除雪機(ホンダ・ワイルドボアバケットKSK−1200BK)壱輛を購入整備した。 |
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12. 3 |
中央競馬馬主社会福祉財団の助成により、高圧受変電設備及び電灯動力設備を改修した。 |
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13.12 |
函館市社会福祉施設設備基金の助成により、給湯ボイラ壱基(タクマ真空式バコティンヒーターKSAN-160WH)及び附属設備を完成。 |
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15. 6 |
当施設隣接のアラン チャールズ・マージェリソン・ゴルフ・アンド・リゾート株式会社(アラン・チャールズゴルフアンドリゾート函館)のご厚意により、土地745平方メートル(東畑町150番3)の寄贈を受け、敷地(法人所有地)8,353.37平方メートルとなる。 |
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16.11 |
中央競馬馬主社会福祉財団の助成により、暖房用ボイラ壱基(貫流式タクマックスTWANー750)及び附属設備を完成。 |
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18.10 |
民間老朽社会福祉施設整備計画に基き、施設整備事前審査申請書を函館市に提出する。 |
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19. 8 |
社会福祉施設整備計画に基く、老朽整備施設として、国・市費補助が決定。 |
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20. 3 |
函館市新湊町261番地の市有地、14,921.10uに鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根2階建3,865.27u(延床面積)を完成。 |
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20. 3 |
当施設は函館市からの依頼を承諾し、函館市内の民間の社会福祉施設(成人)で唯一の非常災害(津波災害は除く)発生時の「一時避難所」として指定を受け、函館市発行の避難所マップ(市内の全世帯配布)に掲載された。 |
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20. 4 |
救護施設函館共働宿泊所救護部(定員100名)が移転事業開始する。 |
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22. 2 |
2月27日に発生をした南米チリの巨大地震による津波に備えて、翌28日には函館市の沿岸部でも津波勧告・指示が発令された。当施設(一時避難所)としては対象外の災害ではあったが、人道的見地から独自の判断で避難所を開設し、避難住民(80歳代の女性・1名)と14台の避難車輌の受け入れを行なった。 |
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22. 6 |
北海道電波協力会より「平成22年度電波の日・情報通信月間記念式典」に於いて40インチ液晶テレビ(東芝REGZA 40A9500)並びにテレビ台(朝日木材 SA-1100WD)の寄贈(設置)を受ける。 |
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23. 3 |
3月11日に発生をした東北地方太平洋沖地震により太平洋沿岸西部に大津波警報が出され、函館市の沿岸部でも避難指示が発令された。当施設(一時避難場所)としては対象外の災害であったが人道的見地から独自の判断で避難所を開設し、避難住民(地元町民・13名)と26台の避難車輌の受け入れを行った。 |
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25. 2 |
函館市津波避難計画(平成25年2月28日設定、同日適用)により自然災害(地震・土砂災害、津波災害)の「避難所」として指定を受け、函館市発行の防災ハンドブック及び津波ハザードマップ(市内の全世帯配布)に掲載された。 |
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27.11 |
平成25年6月に改正された災害対策基本法により「函館市指定避難所」及び「指定緊急避難場所」として施設利用の協定を締結し、函館市防災タウンページ及び津波ハザードマップに掲載された。 |
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29. 6 |
越前政子氏任期満了に伴い、第9代目理事長として越前典洋氏就任。 |